テキストの固有性を

聖書を読むときに注意を払わなければならない大切なことの一つは、読んでいる箇所(テキスト)が語るテーマ、あるいは神学的な主題に着目し、テキストの固有性に気づいていくということだと思います。

たとえば、創造論がテーマとなっているテキストの中に、いとも簡単に救済論を読み込んでしまうと、それが救いについて多少なりとも適切に語っているとしても、黙想はおかしな方向に向かい、あれやこれやで、答えのない詮索が始まり、混乱したまま、せっかく読んでいる聖書箇所からは離れて、違う諸テキストを放浪するというようなことになりかねません。

ピントのはっきりとした写真に心が惹かれ、その写真から感銘を受けるように、テキストの主題を的確に捉えるならば、注意深くテキストへと思いがいたり、その固有性の面白さに目が開かれて、テキストが語ろうとしていることに心躍ることになりましょう。

私たちにはそれぞれ自分が抱いている固有な関心がありますから、聖書テキストの中にその関心をぶつけがちです。ある意味、自分の関心に対して速やかな答えを求めるわけです。その関心は大事なことですから抱き続けなければなりませんが、聖書のある箇所を読もうとする時、いったん自分の関心事から離れて、テキストが語ろうとしている主題をとらえ、その固有な語り方に目をとめ、お風呂に入るようにテキストにどっぷりと浸かってみるということが肝要だと思います。

今週、こんなことを改めて考えさせられました。

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グループウェア

サイボウズLiveというグループウェアがあります。グループの情報共有サイトです。3年前にあるグループで活用するようになり、加わりました。

最近、私の属する東海教区西静分区の教師会でも活用したいと提案し、その運びとなっています。さて、どうなるか・・・・

このサイボウズLive は無料で利用でき、最近はPCからスマホへと対応が広がりました。個人的にも使い勝手のよいツールとなっていると思います。それで、個人的にも活用することに決めました。

スケジュール管理(カレンダー機能)がありますから、PC、タブレット、スマホで自分の予定表を見ることができます。その予定表は、自分で書き込む自分用のみならず、サイボウズLiveで作られており自分も参加しているグループの予定表が重ねられて表示されます。今のところ二つのグループに参加していますから、それらの予定表も自動的に、自分のカレンダーに反映されます。

紙の手帳は、もう使いません。小さなメモ帳は持ち歩きますが、スケジュール等はサイボウズLive で管理し、普段はスマホで閲覧するようにしました。お薦めします。

 

チューリップと桜で世界一

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浜名湖フラワーパークは世界一の「チューリップと桜」の名所だそうです。この組み合わせはここしかないからだそうです。もう桜も終わりですね。見逃した方は来年、お越しください。

この日、嬉しいことがありました。足腰の調子が良かったのです。実は、5年ほど前から腰の調子が悪く、それに付随する症状に悩まされています。重いカメラを持って、起伏のあるところを歩くのがやっかいだったのですが、何年ぶりでしょうか、この日は実に快調で、カメラの重さも気にならず、積極的に動き回ることができたのでした。

ヘッセ編「中世説話集」

捨てずに本棚に眠っていたこの本を読みました。最初に手にした時とは違って、興味深く、楽しく読みました。

翻訳が良いですね。名訳ならざれば公にできないのが本書です。元はラテン語、ヘッセがドイツ語に、そして、ドイツ語から日本語には林部圭一氏が。で、ラテン語の説話・寓喩があたかも日本語で書かれたもののごとくに、生き生きと、リズミカルに翻訳されている。言い過ぎだろうか?

シトー会という修道会の信仰と霊性を説いている説話なのだけれども、寓喩のすごさを感じさせます。たわいないお話のようで、中世ヨーロッパの人々の生活や社会の姿が生き生きと描かれており、それが、読む者を物語の世界へと誘い、人間の魂を培う思い巡らしへと誘導します。

ヘッセ編中世説話集