YさんもF氏も書いている。

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伝道者トランプ大統領

トランプ大統領が好きか嫌いかは別として、この人の言動を理解するためには、彼が一つの宗教の伝道者であるということを知る必要があるように思われます。

その宗教とは、自助の精神を基礎とする宗教です。つまり、「神は。自ら助ける者を助ける」です。これは、スマイルズの名とともに知られていますが、トランプ氏にとっては処世術以上のもので宗教です。この宗教が体現される国こそアメリカであり、その担い手がアメリカ人です。そして、そこには肌の色による区別・差別はありません。同じ赤い血が流れているとトランプ氏は言いました。

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アメリカ大統領の宗教的役割―「これまで」と「これから」-

という題で、講演をうかがうことになりました。

日本基督教団東海教区西静分区では牧師会が、東京神学大学名誉教授・棚村重行先生と、奥さまで東京女子大大学教授の棚村惠子先生をお迎えして、研究会、講演会を行うこととなりました。

わたしの教会では、3月5日(日)午後2時30分より「講演と懇談」の会を行います。主たる講演は惠子先生による上聴き主題でお話しいただきます。

以下のようなご講演についてのガイダンスをいただきました。

アメリカではトランプ大統領が就任しました。キリスト教国アメリカでは、これまでは大統領が国民を一つにする宗教的役割を果たしてきました。しかし、新大統領の登場は、アメリカを分断するのではと危惧されています。大統領の宗教的役割について歴史を踏まえてお話したいと思います。

棚村惠子先生のことを紹介します。

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TPPに思う、そして教会のこと

国会で強行採決がなされたというニュースが流れました。政治のことはよく分からないのですが、TPPのような(内容はよく吟味される必要があるでしょうが)経済圏が作られていくというのは、グローバル化した世界では必然かと思います。

好むと好まざるとに関わらず18世紀以降の世界はグローバル化が進み、今では身近にいろいろな国の人を見かけ、外国の商品に囲まれ、インターネットを通じて地球の裏側に住む人とも直接話ができます。人と物との行き来が自由になり、国家の壁は低くなってきています。そんな状況を目の前にして、関税の壁を高く築いていたらその国は競争に負けてしまいます。グローバル化に対応していく必要があります。一国だけのことではなく、小さな経済圏ができたとしても、それを囲む壁が強力であれば、いろいろと不都合が起こるでしょう。

グローバルな世界では、グローバル化というプロセスを不断にすすめていくことが肝要です。TPPは実現しそうもない状況ですが、二国間のことであれ、同様のいかなる経済圏構想も、そのプロセスの途中にある一里塚であるならば良いと思うのです。

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安保関連法案

法案を読んでみました。素人には法律を読むことは決して易しいことではありませんが、国連平和活動や国際平和活動で軍事的にも出来うる限りの積極的な関与を可能にし、アメリカ合衆国との軍事同盟においては役割の拡大をはかるというのが関連法案の主旨だということが分りました。

安保法制を整えるというのは政治の責任ですが、関連法案は解釈と適用・運用次第では憲法違反になると思います。ですから、関連法案自体が憲法違反であるということもできましょう。ただ、解釈と適用・運用が憲法違反にならないようにしている、ならないようにするというのが政府の主張のようですね。

その意味では、関連法案によってただちに憲法が無力となってしまうということにはならないのだと思います。まして、関連法案が憲法の上に立つことはあり得ませんから(あってはなりません)、憲法が関連法案の解釈と適用・運用に歯止めとして存在しているということになるかと思います。

法案が戦争をするわけではありません、国際状況と政策如何によります。その状況が何を強いるか、そして、それに政策的にどのように対応するのかが課題となります。平和を希求しつつ、腰を据えた議論が大切だと思います。